2024年12月25日、休業中の松本人志さんが新たな挑戦として「ダウンタウンチャンネル(仮)」の構想について語りました。（https://news.yahoo.co.jp/pickup/6523901）この発表はお笑い界だけでなく、エンターテインメント業界全体にも波紋を広げています。では、この「ダウンタウンチャンネル(仮)」とは具体的にどのようなものなのか？そして、配信開始の時期や内容、さらには料金システムについて徹底調査しました。
松本人志さんが語った「ダウンタウンチャンネル(仮)」の背景
松本人志さんは、休業中の出来事やテレビ業界への思いを背景に、新たなプラットフォームを構想しました。その動機について、彼自身の言葉を引用するとこう語っています：
「『ダウンタウン』を見るならここ」という独自の基地局を作る。月にいくらか払っていただいて、プラットフォームも独自に作って、見たい人に見てもらいたいものを直接届ける。
この一言に、松本さんが抱く新しいエンターテインメントの形を提供したいという意欲が込められています。特に注目すべきは、既存のテレビから脱却しつつも、テレビそのものへの愛情と期待を失っていない点です。
配信内容：笑いと自由の新境地
「ダウンタウンチャンネル(仮)」では、松本人志さんが主体となり、お笑いを中心とした独自の番組が展開される予定です。
- 松本人志の復帰作
長らくテレビから離れていた松本さんが「お笑いをする松本人志」として再び表舞台に立つことが明言されています。一発目は浜田とやりたいという思いが強いようです。 - 週数本のオリジナル番組
「週に何本か見てもらえる番組も作りたい」という松本さんの言葉から、定期的に新しいコンテンツが配信されることが期待されます。 - 多様な芸人の参加
今回の件で名前が上がり、現在苦しい状況にいる後輩芸人たちへの配慮も重要なテーマ。スピードワゴンの小沢さんやクロスバー直撃の渡邊さんといったメンバーが参加する可能性も語られており、幅広い芸人が集う場になると予想されます。 - 視聴者と直接つながる形式
テレビのスポンサーシステムに縛られない自由な制作方針が取られることが大きな特徴。「視聴者が直接スポンサーになる」という発想が斬新です。
配信開始時期とプラットフォームの詳細
「ダウンタウンチャンネル(仮)」の正式な開始時期について、松本さんは以下のように述べています。
「すでに実際に会議もしていますし、来春あたりにスタートしたい。」
これに基づくと、2025年春頃の開始が予定されています。また、配信プラットフォームについては以下の特徴が挙げられます：
- 完全独自のプラットフォーム
既存の動画サービス（YouTube、Netflixなど）ではなく、独自のサイトやアプリを通じて配信が行われる見込みです。 - 視聴料金制
月額料金を設定し、興味のある人が自由に加入できる仕組みとなります。この料金により、スポンサーの意向に左右されない自由な運営が可能となります。
テレビとの関係性とエンタメ業界への提言
「ダウンタウンチャンネル(仮)」の発足が、テレビとの決別を意味するのかという議論もありますが、松本さんはこれを否定しています。
「テレビへの決別だとか、反テレビだとか、そういうものではない。」
むしろ、彼はテレビ業界に対する愛情と課題意識を持ちながら、新たな可能性を探る場としてこのプロジェクトを位置づけています。彼の言葉にあるように、テレビ業界が抱える課題（言葉狩りや自由の制約）を逆手に取り、自由な制作環境を実現しようとしています。
視聴料金システム：いくらになる？
視聴料金について具体的な発表はまだありませんが、独自プラットフォームであることを考慮すると、以下のような価格帯が想定されます。
- 月額料金：1,000円～2,000円
他の動画配信サービスと比較しても、手頃な価格帯が予想されます。 - 年額プランや特典付きプランの可能性
長期視聴者向けの割引プランや限定コンテンツが提供される可能性もあります。
視聴者がお金を直接支払うことで、より自由でクリエイティブなコンテンツが生み出される仕組みは、松本さんが目指す「新たな可能性」を象徴しています。
まとめ
「ダウンタウンチャンネル(仮)」は、松本人志さんの新たな挑戦として大きな注目を集めています。その背景には、テレビ業界の課題や後輩芸人への思いがあり、松本さん自身のエンターテイメントに対する情熱が詰まっています。
来春の開始が予定されるこのプロジェクトは、単なる動画配信サービスの枠を超えた「新しい劇場」として、視聴者と芸人が直接つながる新時代のエンタメプラットフォームとなるでしょう。これからの進展に期待が高まります。
